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紙のまち富士

紙のまち富士市の歴史

江戸時代文化年間(西暦1,800年頃)には富士地区特産である三椏を原料として駿河半紙をすき、江戸や京都、大阪において好評を博したとされています。その後、吉原地区では原料の三椏が量産栽培され、豊富に湧出する水を利用して製紙業が普及していきました。
明治時代には富士地区(旧吉原中心)を中心に県下に中小製紙会社が続々と誕生し、紙の黄金時代が築かれます。その後も紙需用は拡大を続け、富士市は紙のまちとして発展を続けています。

富士市の紙産業

富士市には60社(70工場)の製紙工場があり、全国一の規模です(平成22年4月現在)。平成20年中に富士市内で生産された紙・板紙の総生産量は3,412,046トンで全国生産量の11.1%余りを占めており、私たちに身近な衛生用紙では全国生産量の25.1%を占めています。なかでも、トイレットペーパーは337,935トンで32.6%と全国一の生産量を誇っています。

トイレットペーパーができるまで サイエンス チャンネル
情報提供:サイエンスチャンネル
工程(1)原質工程
原料
古紙100% ダンボールや古新聞などではなく、製本や印刷業者から出る産業古紙。
60% 40%
古紙原料(色紙・模造)
古紙原料(色紙・構造)

原料配合の60%を占める一般古紙は、

  • 色上‥‥新聞に入ってくる折り込みチラシ、カタログなど、印刷用のインクの多い紙
  • 模造、込頁‥‥コピー紙、コンピュータ用紙、ノートなど、白い紙
  • 新聞、ダンボール、カーボン紙は原料として扱っていません。

写真のかたまり一つは、約1000kgです。

ミルクカートン(牛乳パック)
ミルクカートン(牛乳パック)
原料配合の40%を占めるラミネート古紙は、厚ものの牛乳パック系と薄ものの紙コップ系に分けられます。牛乳パック系は、回収系と産業古紙に分けられ1リットル容器がほとんどですが、学校給食の200ミリリットル容器も独自ルートで回収されています。
薄ものは紙コップの細落が代表格ですが、ヨーグルトや、カップ麺の容器も原料になります。
内側がアルミ箔の容器、茶色の紙の容器も分類していただければ、原料となります。
蒸煮・殺菌・分離
地球釜(蒸沸120℃〜130℃・殺菌)
地球釜(蒸沸120℃〜130℃・殺菌)
一般古紙の再生は、まずダイジェスターにてインクを分離させることより始まります。
蒸解というこの工程は、温度120℃にて釜内で原料を4時間ゆっくり回転させることでパルプ繊維を痛めず紙からインクを分離させます。ダイジェスターは、バッチ運転で最大詰め込み量20トン、詰め込み作業に1時間30分ほどかかります。
パルパー 融解70°でかきまわし、ポリエチレンフィルムとパルプを分離
パルパー 融解70°でかきまわし、ポリエチレンフィルムとパルプを分離
パルパーは大型のミキサーです。ラミネート古紙牛乳パックは羽根の攪拌力、温度70℃の高温、苛性ソーダのアルカリで約1時間30分攪拌しポリエチレンフィルムを剥がし、パルプ繊維を“離解”します。離解の終了時に、まずパルプ繊維を引き抜き残ったポリエチレン粕を引き抜きます。
バッチ運転で最大詰め込み量3トン、1日に10バッチ処理を行います。
各種スクリーン ヤンソンスクリーン(振動と水で異物を分離)FNスクリーン パルパーでラミネート古紙を処理すると、ポリエチレンフィルムがちぎれて細かくなるため、ホールやスリットのスクリーンを使いフィルム粕を除去します。大きな物から順に中程度の物、細かい物、微細な物を除去し、パルプ繊維を再生させます。
各種スクリーン ヤンソンスクリーン(振動と水で異物を分離)FNスクリーン
エキストラクター 何度も繰り返し、きれいに洗います。 エキストラクターや傾斜スクリーンは洗浄の機器で、パルプ繊維から分離したインクを除去します。洗浄は洗濯のすすぎと同じ原理で、パルプ繊維に多量の水を含ませ,水を吐き出すときにインクも出るわけです。
エキストラクター 何度も繰り返し、きれいに洗います。
工程(2)
抄紙機
抄紙機 原紙を抄く機械
抄紙機 原紙を抄く機械
再生パルプは抄紙機で紙になります。抄紙機は、紙漉きの原理を連続的に行っていて低濃度のパルプ液は金網上で急速脱水され、ドライヤーに貼り付けられて乾燥されます。
紙幅約3mの紙は、ドライヤーから剥がされ鉄の芯に巻きつけられ、2トンの大きな巻取りが作られます。(ジャンボ原紙) カラーのトイレットはパルプ液に染料を混ぜて作ります。
ジャンボ原紙ロール(巻取・重さは約2,000kgあります。)
ジャンボ原紙ロール(巻取・重さは約2,000kgあります。)
工程(3)加工工程
加工
リワインダー 抄紙機で作られたジャンボ原紙はリワインダーにて、65m,70m等の規定長さ、規定巻取り径の小巻取りに巻き返されます。巻き返し中に、エンボス加工、ミシン目加工、エッジエンボス加工がほどこされます。
リワインダー
加工
ログカッター(断裁機) リワインダーにて巻き返された小巻取りはJIS規格の114mmの紙幅に断裁されトイレットロールが出来ます。トイレットロールは、定期的に、重量、長さ、紙幅などが検査されます。
ログカッター(断裁機)
包装
自動包装機 トイレットロールは様々な形態で自動包装されますが、フィルムで包み込む2,4ロール,手持ち付きポリ袋の8,12,16ロールがメインの商品です。
コンパクトな8ロール入りが、環境にやさしい商品ですが、12ロールが主流です。
自動包装機
梱包
自動ケーサー(箱詰め機9 包装されたパックはダンボールケースに自動箱詰めされます。
ケース入り数は48ロ−ル、64ロール、72ロール、96ロールの4種類です。
ケーサー入口では、検査員が包装のチェックを行います。
自動ケーサー(箱詰め機9
出荷
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