事業の位置付け

富士商工会議所では、地域おこしと特産品振興を重点課題に位置付け、ガンバル会員企業を応援する地域経済活性化プロジェクトとして富士ブランド事業を推進しています。

事業の目的

世界文化遺産に登録された日本一の富士山!! 富士山の南麓に位置する静岡県富士市には「富士山の恵み」を活かした多くの特産品があります。富士市で生産される工業製品・農林水産品や特徴あるサービスなどを『富士ブランド』として位置付け、全国に発信することで地域振興と産業の活性化を目指しています。

パワーUP特産品事業:地元産品の高付加価値化と情報発信

富士ブランド認定品は、富士地域で生産された産品・製品等を認定基準により選定した富士市の優良品です。現在、第1期~第20期合計で【122社141品目】が登録されています。

(認定対象)
  1. 富士山の恵みである富士地域の素材、名勝、歴史を活かした「産品」「製品」「サービス」
  2. 一般消費者が店舗等で購入できる「産品」等であること。
  3. 各社「自慢の逸品」を登録すること。【原則として1社1品】
(支援内容)

認定品は、カタログやホームページでPRするほか、売上拡大に向けた展示会・イベント出店の場を提供するなどの支援を実施しています。また、関係機関との連携協力により、各種制度や補助金を活用したサポートも行います。

  • 富士市・商工会議所・商店街等が実施する各種事業への出店サポート
  • 静岡県内商工会議所の合同個別商談会への参加サポート
  • 2018年:伴走型小規模事業者支援推進事業「富士ブランド認定品レベルアップ支援事業」

(ア)認定品カタログ掲載写真のレベルアップ (イ)認定品のパッケージリニューアル支援

新商品開発事業:富士のオリジナル商品づくり

地域資源「紙・富士ひのき等」を素材に、製造事業者のものづくり力と地域のデザイン力を合わせた新商品開発に取り組み、地域資源の利用拡大と参画者が利益を出せる製品づくりを目指しています。
【地域資源×製造事業者×デザイン×流通業=六次産業化による売れる製品づくり】
〇「紙バンドと木のイス」販売価格:17,000~18,000円(税別)


地域ブランドの定義

地域ブランド化とは、地域発の商品・サービスのブランド化と、地域イメージのブランド化を結び付け、好循環を生み出し、地域外の資金・人材を呼び込むという持続的な地域経済の活性化を図ること。